こんにちは。仁（JIN）です。先日都内に本社を持つ企業の新社長就任式に招待をいただき、出席させていただきました。私とコンサルタントと2名にお声がけをいただき、お話と食事と楽しませていただきました。テーブルには、弁護士、会計士、税理士、社会保険労務士、当社と外部専門家を集めていただいたようで昨今の業界話にも花が咲きました。そんな中で、企業規模での社長の役割について話が出ました。皆様、顧客層が異なるので視点の違いの共有は学びになりますし、興味津々のところです。

当社は、大手企業のお取引が中心ですが、中小企業の経営者の方々に向けてもビジネスを成功に導くためのサポートを提供しています。そこで、大手企業と中小企業の社長の役割について、双方私見が入りますが書いてみます。

大手企業の社長の役割

大まかに言うと、経営戦略の決定と組織のマネジメントを行います。業界のトレンドや市場ニーズに基づいて、戦略を策定し、それを組織に浸透させることで競争力を維持・向上させます。また、従業員数が多いため、人材の採用や育成、人事評価なども重要な役割の1つです。さらに、株主や投資家、金融機関などのステークホルダーとのコミュニケーションを重視し、企業としての信頼性を高めることも必要です。外資系においては、ジャパン・アジアとの連携、グローバル全体とのアライメント（方向性の調整）も必要になります。

中小企業の社長の役割

企業規模が大きく異なるため、大手企業とは異なります。中小企業では、社長が戦略を策定する場合、場合によってはそれを社員全員で話し合い、意見を取り入れることもあるかもしれません。また、組織のマネジメントに加えて、現場の業務や顧客との折衝など、実務に関する部分にも関与することが多いです。財務・経理業務の管理や、営業戦略の考案、賃金・福利厚生策の制定なども、中小企業の経営者には必要不可欠な役割となっています。

中小企業の場合は直接お客様と接することが多いため、社長自身が顧客とのやりとりを密に行い、顧客満足度を向上させることが求められることもあります。

いかがでしょうか。あくまで、当方の視点かもしれませんが、「自分の会社では、そうではないな」と思っていただけたらこの投稿を行った意義があります。そう、実はその「こだわり」がとても大切で、社長と社員の集合体である企業の強い促進剤になるのです。よって、そのこだわりを浮かび上がらせて、言語化して、成果に繋げるのが私たちの仕事になります。

当社では、どの規模の企業でも経営に成功するための基盤作りを支援いたします。逆境にも負けない強さを持った企業を目指し、ビジネス成功に向けて一緒に歩んでまいります。

この度は、このような門出の機会にお声がけをいただきありがとうございました！

企画チームの方々、とても素晴らしい企画で楽しませていただきました。ありがとうございました！

坂本仁（JIN）

JINタレントコンサルティング（株）の坂本仁（JIN）です。私は、外資系製薬会社にて、営業職を10年以上経験。その後、人事、採用、営業研修、人財（人材）育成研修設計、ハイパフォーマー（エリート）養成プログラム設計、講師を10年以上経験しました。つまりは、業務として、

学生からの選考、新入社員の導入研修
営業研修、主体性、人財（人材）育成
リテンション、ハイパフォーマー養成

を、一気通貫した経験を基に独立しました。よって、

「研修して終わり」

の研修講師ではなく、同じ社員として受講者の、Before、After、更にそのAfterまでを見ております。書籍を多く出版している講師を招へいしても、まったく成果に結びつかない失敗経験も多くしました。

逆に、こんな事で文化と成果が変わってくるのかという驚きの経験もしてきました。

研修を実施するだけなら、社外のプロを呼べばいい
勉強させたいなら、学校に通わせればいい

『ありきたりの教科書通りの理論研修を右から左へ提供するだけなら、社内に
　ハイパフォーマー開発マネジャーは不要という危機意識とプロ意識を持て』

このように、役員からはいつも言われて鼓舞されていました。そして、

「この研修で何人の命と生活に貢献できるのか？」
「去年の成功の踏襲は思考停止の素人レベルで評価に値しない」

と。